「PCR検査の結果、陽性でしたので、保健所に連絡しておきますね」
そう病院から電話で告げられたのは、2月4日。
1月半ばにも濃厚接触者となった私。
「ようやく10日間の自宅待機期間が終わったのに、陽性なの私??」
とショックとパニックとで、病院の方からの話が全然耳に入りません。
実は、濃厚接触者と告げられてから3日ほど経った頃、
こんな症状が出ていました。
どういう症状かというと、
・39℃くらいの熱とひどい悪寒
・喉の痛み
・味覚がない
・体がだるい
と、こんな感じ。
数日間、全然ベッドから起きられない状態になり、
いつもなら風邪を引いても食欲だけはあるのに、一日一食食べるのがやっと・・・。
味がしないから、食べていても全然美味しくないのもあったのかな?
まさか自分が濃厚接触者となるとは思わず、用意していた薬も陽性の疑いがある友人に
あげてしまったばかりだし、薬局に新たに買いに行くこともできない・・・。
母に買って来てもらおうかと考えたものの、心配性ゆえに
あれやこれやをしてくれて、濃厚接触者になってしまったら元も子もない・・・。
なので、ジッと耐えて症状が治まるのを待つしかありませんでした。
そして、
ついに、
待ちに待った10日目!!
「はぁー本当に長かった~~。
指折りこの日を数えてきたんだよね。明日はようやく外に出られる♬」
と思ったものの、あれ?何だかまだ本調子じゃない・・・。
熱はないものの、体はだるいし、咳が止まらなくて声はカスカス。
でも、「もしかしてコロナ??」なんて少しも思いません。
だって、ただの風邪だと思っていたから。
それに、こんな時にタイミングがいいのか悪いのかわかりませんが、
給湯器が壊れてしまい、一週間ほどぬっるいお湯でシャワーを浴びていたんです。
だから、風邪が長引いているんだろうと思っていたんです。
余談ですが、ガス屋さんの話によると、毎年冬になると
給湯器が壊れていることに気づくご家庭が多いそうです。
今はコロナ禍なので、部品が取り寄せられず、
生産ラインも滞っているとのことで、
新しい給湯器が入るまで最低3カ月くらい待つとのこと。
私は3カ月も待てなかったので、ガス屋さんを通して
大家さんに給湯器が新しくなるまでの間、賃料を下げて欲しいと
一か八かお願いしてみました。
それが功を奏したのか、すぐに新古品が手に入ってすぐ修理をしてもらえ、
おかげ様で今は快適な温度のお風呂を楽しめています♬
皆さまも、また冬が来たら、温度がきちんと上がるかどうか
確かめてみてくださいね。
今思えば、濃厚接触者の時に出ていた症状って、
全部コロナにかかったら出ると言われていた症状。
でも、私は絶対コロナにはかからない!という謎の自信があったので、
濃厚接触者ではあっても、ただの風邪だと思っていました。
なので、それを証明してもらいたくて、数日後、
病院に電話をしてPCR検査を申し込みました。
無事に予約が取れ、何か聞きたいことは?と言われたので
「PCR検査の料金は、おいくらですか?」
と聞いてみたところ、なんと11,000円!
お安いのか高いのかわかりませんが、
「そんなにするんなら、もう少し後に受けようかな?」
と思っていたところ、すかさず、
「もし予約日を変更したり、キャンセルをしたら、受けなくても半額の料金をいただきます」
とのこと。
あー先に聞いておけばよかった。
こう思いながらも、
「風邪だと証明してもらえば安心できるし、まぁいいか」
と予定通り検査をしてもらったその結果、冒頭の連絡・・・。
ここまで毎日多くの人がかかっていれば、いつかかかってしまっても仕方がないよなと
心のどこかで思っていたものの、いざ自分が”陽性”と言われると
誰に対してなのか「ご迷惑をおかけして、申し訳ございませんっ」という感情が湧きあがり
自分に汚点がついたような感じさえして、ショックで完全に気が抜けてしまいました。
これは、私が健康に関わる仕事をしている、というのもあるかもしれません。
皆さまに日々、カラダとココロの養生をお伝えしているにも関わらず、
自分がかかってしまったことで、自分自身を守れなかった、
病院関係者の方たちや保健所の方たちに迷惑をかけてしまった、という思いからだと思います。
カラダは咳が出ているものの、1月のような症状はなく、元気を取り戻しつつあったのに
気が抜けたことにより、まったくヤル気なし。
いろいろとやるべきことがあったのに、一日何していたんだろう?と思うくらい
生産性のない時間を過ごし、それに対して自分を責めてしまう毎日・・・。
こんな日々を繰り返す中で、私のカラダにいくつもの症状が現れました。
本当にカラダは素直です。
どんな症状が出たのかという話は、また次回に♬