手で触れ 触れられることで交わされる安心感
お腹が痛いときに、手を当ててさすっていたら痛みが和らいだとか、頭痛があるときに、こめかみを押していたら治ったといった経験はありませんか?
不安を感じたり緊張したりしているときに、手のひらで頬を覆ったり、胸に手を当てたりしたら落ち着いたなんてこともあるのではないでしょうか。
私たちは、体調が悪いときやカラダのどこかが痛いとき、無意識にその場所に手を当てて撫でたり、揉んだりするものです。
これこそが「手当て」で、マッサージの原点です。
手のひらには「労宮」というツボがあるのですが、このツボからは氣が出ているといわれています。
手を通じて肌と肌で触れ合うことで、お互いの氣の交換をして、氣の巡りを良くします。
また、スキンシップをすると「幸せホルモン」や「愛情ホルモン」などと呼ばれるオキシトシンが脳から分泌されるといわれています。親しい人と触れ合うとココロが穏やかになって、リラックスしたり、ストレスが癒されたり、痛みが改善されたりするのは、このホルモンのおかげだったんですね。
もし、日頃から感じているストレスを何とかしたい、落ち込んでいる気分を持ち直したいと思ったなら、いろいろな話をしながら、一緒にその思いを癒してあげましょう。
ハンドケア推拿は、忙しくてなかなか長い施術時間を取れない方にはオススメのマッサージです。