生活習慣病の中でも一番多いガン。
ガンは免疫の低下によって発症してしまうことはご存じのことだと思います。
ガンを撲滅しようと、何年にもわたって治療の仕方や薬の開発がなされたり、生活習慣の見直しや発ガン性物質を取り除くということがなされたりしていますが、一向にガンを患う人が減らないのはなぜなのでしょうか。
それを私の師匠に聞いてたところ、師匠の答えはこうでした。。
ところで、免疫って何でしょう?
私なら『自己治癒力』『自己調整力』と答えます。
誰にも備わっているものなのですが、この免疫“ちょっとしたこと”で下がってしまうんです。
“ちょっとしたこと”とは、きっと誰もが「あっ、そういうことが原因だったの?」と思うことばかり。
免疫はとてもデリケートなものですが、どう扱ってあげたらいいのかを知ったなら、自分で高めることができるんです。
先程の師匠の話に戻りますが、ガンの話をしている時に免疫を高めるために大切な3つのことを教えてくれました。
免疫を高めるヒントがたくさんあると思いますので、知っておいていただけたら嬉しいです。
免疫を高めるために大切な3つのこと
先程、免疫と聞かれたら、私は『自己治癒力』『自己調整力』と答えるとお伝えしました。
私の師匠は、それに加えて
その対処法までを全部ひっくるめたものが免疫だよ
とも教えてくれました。
これはどういうことかと言うと、免疫とは
・外側からの原因に影響されて下がってしまうので、何が原因で下がるのかを把握すること
・その原因によって影響を受ける前に察知すること
・その原因に直面した時、自分自身がどうなったのかという反応を客観視すること
・その原因に対して、どう自己調整するのかということ
これらすべてのことを指すということです。
つまり、免疫を高めるために大切な3つのこととは
①外側からの原因
②反応
③自己調整
を意識することであって、これらのことを意識的に考えることができれば、自然と高められるというのです。
①外側からの原因
外側からの原因とは
・季節気候・環境の変化
・人間関係
・情報
のことで、自分の外側から受ける影響のことを言います。
季節気候・環境の変化とは、
- 暑い
- 寒い
- 乾燥している
- 湿度が高い
などの原因によって受けるストレスのこと。
「今まで温かかったのに急に寒くなった」「風が強い日が続くようになった」ということに私たちのココロやカラダは影響を受けているんです。
そして、人間関係とは、
- 仕事
- 友人
- 家族
などから受けるストレスのこと。
この人間関係によるストレスは、私たちのココロやカラダに及ぼす影響がとても大きいんです。
最後の情報とは、
- テレビ
- 新聞
- インターネット
などから受けるストレスのこと。
情報によるストレスは、最も私たちのココロやカラダに及ぼす影響が強く、多くの情報によって私たちのココロやカラダが、病に近づいて行くと言われています。
なので、情報によって惑わされないようにすることが大切になってきます。
この3つの外側からの原因は、身近にある何気ないことなので、これらが免疫が低下する要因だと気づきにくいかもしれません。
でも何かしら、ふと感じることがあるはずです。
なので、感じた違和感を見過ごさをないことが肝心です。
②反応
反応とは、
季節気候の変化・人間関係・情報によって、自分自身のココロとカラダが
「良くなったのか」「悪くなったのか」「どちらでもなかったのか」
ということを、自分の表情や行動、思考や精神状態から察知できるようにしましょう
ということです。
例えば「なんだか最近いつものように食欲がない・・・」というようなことが起きたら、その違和感がどこから来るのか、
- 季節気候の変化なのか
- 人間関係によるものなのか
- 情報から来るものなのか
を見極めて、人間関係によるものだったならば、「あっ、あの人に言われたことがショックだったからだ」と気づくことです。
これができたなら、次にどう対処したらいいのか自己調整の仕方がわかってきますよね。
③自己調整
自己調整とは、
自分が察知した反応に対して、どう対処するのか
ということです。
②反応が、自分の内側で察知した違和感がどう表面に現れているのかを見るものならば、自己調整とは、その違和感をどうやって解消していくのかという行動のことを言います。
簡単に言うと、
・休むのか
・動くのか
ということ。
自己調整の仕方は、
- 年齢
- 性別
- 職業
- どういう環境に置かれているのか
- どういうストレスの中で働いているのか
によって、たとえ家族同士であっても全員異なります。
以前、免疫を高めるために何をしますか?と聞いたことがありました。
すると多くの人が、「運動をする」「食事に気をつける」「よく寝る」「サプリメントを摂る」と答えてくれました。
どれも良い方法ですし、試す価値は充分あります。
ですが、まず考えることは
・休むこと
・今の自分の状態に対して何をするのか
なんです。
もし、カラダの疲れている人が免疫を高めようと思って「運動をする」を選ぼうとしたら、中医学の観点からは負荷のかかる運動はおすすめしません。
なぜならば、負荷のかかる運動をしたとしても、かえって抵抗力が下がって免疫も下がってしまうから。
私ならこういう方には、「軽いストレッチ」や「歩く」といった心地良いと感じられる範囲でできることをおすすめします。
中医学の観点では、負荷を与えるよりも、
心地いいと思える範囲で、カラダを動かして循環させることこそが健康
と考えているので、
免疫を高める = 負荷のかかり過ぎることはしない
のです。
私たちの身体には
- 気(エネルギー)
- 血
- 水
という3つの要素があって、それらが滞りなく循環していることが健康だと考えます。
もしこのどれかが滞りを起こすと、うつ状態になったりカラダに痛みを感じたりするようになるので、この3つの要素を循環させて、流れを良くするということが大切になります。
循環させるための良いコンディションとは、
ココロもカラダも緩んでいて、心地良いと感じられる状態
のこと。
良いコンディションを保つために、具体的に何をしたらいいのかと師匠に尋ねてみたところ、
五感を使いながら、季節の移り変わりを感じながら、ゆっくり歩く
お茶やコーヒーを丁寧に時間をかけて淹れて、ゆっくり飲む
心地良いと思う環境で、一緒にいて心地いいと思う人と楽しく会話をする
「美味しいね」と言いながら、一緒にいて心地いいと思う人とゆっくり食事をとる
瞑想する
とアドバイスをくれました。
確かにどれもココロもカラダも緩んで、心地良さそうです。
『自己調整力』をつけたいと思うなら、
・しっかり休むこと
・栄養を摂ること
・清潔にすること
・日々を楽しく過ごすこと
・全ての動作をゆっくり行うこと
これらのことを意識してみてくださいね。
「この食べ物やサプリメントを摂っていれば大丈夫」「この運動をやっていれば大丈夫」と何かに固執して、こだわりを強く持っていると免疫は下がってしまいます。
休みたいと思った時に、休みを取れていますか?
自分が心地良いと思えることをしていますか?
自分を喜ばせてあげられたら、『自己調整力』は強まります。
ぜひ、心地良いと思えることを探してみてくださいね。
④免疫が下がる感情、それは“不安”
冒頭の話に戻りますが、師匠はガンが一向に減らない理由は、情報過多による“不安”という感情によるものだと言っていました。
中医学の観点では、ココロとカラダは表裏一体と考えています。
“不安”というココロの状態は“恐れ”という感情と同じで、中医学の観点では、この“恐れ”という感情は、生命エネルギーの低下をもたらすと考えています。
生命エネルギーが低下すると、老化が進み、過労の状態になって大きな病気にかかりやすくなってしまいます。
つまり、“不安”や“恐れ”という感情があると、カラダの抵抗力が弱くなってしまうんですね。
別の言い方をすれば、生命エネルギーの低下によって寿命が短くなるということです。
今は、溢れるほどの情報がありますよね。
その中には、経済問題や政治問題、健康問題といった“不安”や“恐れ”を感じるものがたくさんあります。
なので、そのような情報を浴び続けていると、カラダの抵抗力が下がってしまい、ガンになると師匠は考えているんです。
私もその通りだと思います。
⑤最後に
免疫は、3つの外側からの原因や“不安”や“恐れ”という感情で下がってしまうデリケートなものです。
なので、“不安”や“恐れ”を感じる情報を浴びないようにすること、ココロやカラダに感じる違和感を察知して、それが季節気候・環境の変化や人間関係、情報のどこから来ているのかを把握して、その違和感に対してどう対処するのかをということを考えてみてくださいね。
自分のココロとカラダは自分のもの。
ゆっくり自分を見つめる時間を作って、一緒に免疫を高めて行きましょう。
